書名 源氏物語の展望
第五輯
シリーズ名 源氏物語の展望
著者 森一郎・岩佐美代子・坂本共展 編
本体価格 6800円
ISBN978-4-8382- 3179-9
発行年月 平成21年3月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
本書は日本文化に深い影響をあたえた『源氏物語』五十四帖に描かれる宮廷世界により添いながら至高の物語の本質に今一度向き合う、第二期全4冊の論集の第五輯。

【目次】
二人の侍臣・二人の侍女(岩佐美代子)/ 螢巻の物語論義―「そらごと」を「まこと」と言いなす論理の構造―(工藤 重矩)/源氏物語の感情表出の方途(沢田正子)/
源氏物語にみる「あやなし」と「あいなし」(北村 英子)/桐壺の更衣哀惜と「桐壺の女御」幻想―桐壺の更衣最後の言葉の解釈から中世王朝物語に登場する「桐壺の女御」に及ぶ―(妹尾好信)/明石の君の造型―「若菜下」巻「女楽」の場面を起点にして―(藤田加代)/『源氏物語』始発のモデルと准拠―成立論からの照射―(斎藤正昭)/源氏物語若紫巻と遊仙窟(新間一美)/源氏物語の俳諧―俳諧歌・物名歌の引歌表現―(阿久澤 忠)/光君源氏の衣装表現―直衣・狩衣・下襲・袿―(神尾暢子)



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